ほっと一息つきたい時に、庭に生えているハーブをパキッとむしって、フレッシュハーブティーを飲めたらとっても幸せですね。
ハーブの種類は色々あって、お家で栽培しやすく有名なのものは、ローズマリー、ミント、セイジなどがあります。「ハーブって栽培が難しそう」と感じている人は多いと思いますが、ズボラな私でもちゃんと育てられるのだから意外に簡単。
しかしハーブの育て方は後ほどにして、今日は私のおすすめのハーブのひとつ「レモンマートル」のハーブティーの入れ方をご紹介します。
レモンマートルってどんなハーブ?
レモンマートルはオーストラリア原産のフトモモ科の植物です。フトモモ科の植物には、同じオーストラリア原産のユーカリや、スパイスにも使われている丁子(グローブ)などがあります。
その名の通りレモンマートルは、レモンの香りのする葉を持つ植物です。しかしレモンのような酸味は無く、香り成分である「シトラロール」はレモンの20倍ほどあるために、レモンよりもレモンらしいと言われています。香りだけを楽しみたい時などは、他のハーブやお茶とブレンドしてさまざまなバリエーションで楽しめます。
レモンマートルの樹木は、園芸店やインターネットなどで簡単に購入できます。苗は5号鉢に植えられているくらいの小さなものですが、大きくなると20mほどの大樹になります。日本でも比較的栽培がしやすく、じか植えはもちろん、鉢植えでベランダ栽培もできます。ちなみに我が家は鉢植えで庭で栽培しています。(上の写真)
レモンマートルの効果は?
レモンマートルの葉にはポリフェノールやカルチノイドの一種であるルテインが多く含まれていて、強い抗酸化作用があります。他にもカリウムやマグネシウムといったミネラルや、ビタミンEを豊富に含み、美容効果はもちろんのこと、体質改善やメンタル改善にも効果を発揮します。
代表的な効果は抗菌作用、鎮痛、鎮静作用などがあり、リラックス効果や免疫力を向上させる効果などがあるもあります。
日常の中に少しずつ取り入れれば、リフレッシュした生活を送ることができ、若さや美容にもいい効果があることが期待できます。
フレッシュ・レモンマートルティーの作り方
おすすめの美味しい入れ方は、摘み立ての生の葉を使ったフレッシュハーブティーです。
まずは庭に生えているレモンマートルの生の葉を、2,3枚ちぎってきます。そして、含有成分がじゅうぶん溶け出すように葉に切り込みを入れます。
上の写真の様に、葉の中心からサイドに向かってナイフで細かく切り込みを入れると、成分が出やすくなりますが(右)、ズボラな私は中心の葉脈を避けて、ねじるようにして横に破ります(右)。
ティーカップに葉を入れたらお湯を注ぎ、ふたをして3分ほど蒸らします。
レモンマートルは香りは十分ありますが、味は薄くほのかな渋みがあります。その為にミントやセイジなど他のハーブ類や、紅茶などとブレンドしても美味しくいただけます。
生活にちょっとした潤いを持たせるために、ハーブティーを上手に活用してはいかがでしょうか!
乾燥茶葉でレモンマートルティーを淹れてみよう
こちらは市販のレモンマートルの乾燥茶葉で、ハーブティーを入れてみました。生の葉が手に名炒らない場合やしっかりとした味のハーブティーが飲みたい場合は、乾燥茶葉を利用しましょう。長期保存も効き他の茶葉とのブレンドもかんたんに出来るので、こちらも重宝します。
適量をティーポットに入れてお湯を注ぎます。ポットの中で茶葉がジャンピングする様子を見ながら、2分ほど待ちましょう。
カップに注ぎ、香りを楽しみながら召し上がりましょう。
フレッシュハーブティーに比べ、乾燥ハーブティーは渋みとコクが多く出ます。少しきついと感じるようならお湯を注いで調節してください。
まとめ
レモンマートルのハーブティーは、リラックスと若返り効果のある女性に嬉しいハーブティーです。仕事の合間や睡眠前など、ゆっくりとくつろぎたい時に飲んでください。
ハーブには底知れぬパワーがあります。日常生活に取り入れて内側から美しく健やかになりましょう。
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