「理想的な体型を手に入れたい」「健康的で若々しくいたい」という願いからダイエットやプチ断食(16時間断食)に励んでいるダイエッターさんたちは、日頃の間食にも気を使っていることと思います。
ナッツやフルーツを上手に取り入れても、「時々は甘いお菓子やスナック菓子も食べたいな」と思ってしまうのでは…。そんな頑張り屋さんのダイエッターさんたちに、家庭でも簡単に調理できてダイエット効果絶大の、オートミールを材料とした「バナナクッキー」のレシピをご紹介します。
砂糖やハチミツなどの甘味料は一切使わず、甘味はバナナだけで付けしています。「バナナだって糖質高いから一緒じゃないの?」と思われがちですが、いやいやそれは違います。むしろバナナは「甘いもの」や「スイーツ」として積極的に摂り入れてほしい食品なのです。
それでは「なぜバナナがダイエット向きの食品なのか」と、簡単にできる「オートミールのバナナクッキーのレシピ」を見ていきましょう。
バナナがダイエットに効果的というその訳は
ビタミンB群が豊富
バナナにはフルーツにあまり含まれない栄養素であるビタミンB群が多く含まれます。
特にタンパク質をエネルギーに変えることに関与するビタミンB6や、脂質・糖質・タンパク質からエネルギー生産を行う酵素を補助するナイアシンを多く含みます。
ダイエットはもちろんのこと、運動をしながら効率よくエネルギー生産したい時の強い味方です。
多種類の糖質
バナナに含まれる糖質は、消化吸収が速く直ぐにエネルギーに代わるブドウ糖の他に、ゆっくりと消化される果糖や、食物繊維のような働きをするフラクトオリゴ糖やレジスタントスターチなどから構成されています。
その為に食べ始めて直ぐに満足感があり、満腹感が長く続きます。
腸活に嬉しい成分が豊富
バナナは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが良い果物です。特に水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになり、腸内環境を整えます。
そして消化されずに大腸まで届くフラクトオリゴ糖やレジスタントスターチも、腸内環境を整えダイエット効果を高めます。
やる気爆上げ効果
バナナにはやる気ホルモンであるドーパミンを増やす作用があります。成分の中にドーパミンの原料であるLドーパやドーパミンそのものが含まれているという報告があります。
その他にも運動後に摂取すると、運動によって上がる体内の炎症レベルを下げる働きがあることも報告されています。そのことから、筋トレなどのあとのエネルギー補給にも優れていることが分かります。
それらのことからも、バナナはダイエットや筋トレに向いている食品の代表格だと言えます。
だからこそ、日常的におやつの代替えや、砂糖の代替えで甘味料として積極的に摂り入れていきましょう!
オートミールの【バナナクッキー】の作り方
オートミールの歯ごたえとほど良いモッチリ感が残る、シンプルなクッキーです。バナナと相性の良いシナモンを少し入れて風味を出しています。シナモンが苦手な方は抜いてもらっても、とっても美味しく頂けます。
ちなみにシナモンには消化促進・血行促進・血糖の調節などの作用があります。香り付けと共に、それらの効能を利用してください。
材料
【1人前】265kcal |
---|
◎オートミール…50g (175kcal) |
◎バナナ…1本(82g) (70kcal) |
◎ナッツ類(お好きなもの)…約3g (約20kcal) |
◎シナモンパウダー…小さじ1/2 |
作り方
【1】バナナをボールに入れ、フォークやポテトマッシャーで潰します。
【2】オートミールとシナモンパウダーを入れて、しっかりと混ぜ合わせます。
【3】鉄板にクッキングシートを敷き、スプーンなどで落として平たく伸ばします。お好みのナッツを乗せ、軽く押しこみます。
【4】180度のオーブンで25分間焼きます。
【5】焼きあがったら網などに乗せて冷ましましてください。
【6】カロリーが気になる方は、ナッツ無しでも美味しく食べられます。
【1】バナナをボールに入れ、フォークやポテトマッシャーで潰します。
【2】オートミールとシナモンパウダーを入れて、しっかりと混ぜ合わせます。
【3】鉄板にクッキングシートを敷き、スプーンなどで落として平たく伸ばします。お好みのナッツを乗せ、軽く押しこみます。
【4】180度のオーブンで25分間焼きます。
【5】焼きあがったら網などに乗せて冷ましましてください。
【6】カロリーが気になる方は、ナッツ無しでも美味しく食べられます。
オートミールの【チョコクッキー】の作り方
バナナの甘さにカカオのほろ苦さがマッチする、チョコ味のクッキーです。使用するココアパウダーは砂糖やミルクを使っていない純ココアパウダーを使用してください。
純ココアパウダーにはカカオポリフェノールが多く含まれているため、抗酸化作用や抗炎症作用があります。その他にもカリウムやマグネシウムといったミネラルも多く含むため、体内の代謝やホルモン分泌のバランスを整えます。
カカオの苦さが苦手な人は、入れる量を調節してください。
材料
【1人前】258kcal |
---|
◎オートミール…50g (175kcal) |
◎バナナ…1本(82g) (70kcal) |
◎純ココアパウダー…大さじ1/2 (13kcal) |
作り方
バナナプレーンクッキーとほぼ一緒です。【2】のシナモンの代わりに純ココアパウダーを入れてください。
お好みでナッツをトッピングしても美味しく召し上がれます。
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